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| ■2003/01/29(水) NO.1 (番外)インフルエンザにやられた |
えらそうに禁煙について書いたというのに。 インフルエンザには、勝てませんでした。(泣 ) 皆さんは、ドウでしょう? 最初は、二日酔いかと思ってましたがそのうち熱が、お腹が、・・・今日は、Que Slide のリズム隊の録りの予定でしたが、急遽取りやめ、・・・ 皆さんも御気をつけて。私の身の回りもインフルエンザだらけです。自分だけは、というわけにはいきませんね。 と いう 音楽とは関係のない失敗でした。 |
| ■2003/01/28(火) NO.1 シリーズマイク&マイキングその3 |
ここのところよく使っているオーディオテクニカの4060。 別に私は、オーディオテクニカの回し者ではないのですが、かなりの愛用者であることは、まちがいありません。オーディオテクニカさんエンドーサーにしてくれないかな(笑)。それはともかくこのページでも良く名前の挙がる4060は、有名な4050の真空管版といっていいのでしょが、音質的にはかなり個性的ですね。というのは、私の中で4050は、最も素直でオールマイティなマイクなんです。それに比べてこの4060は、見た目は、まさに4050の真空管版なんですが、まったく性格が違いますね。だからこそ、使用頻度が多いのかも知れません。 良い点 1 輪郭はっきり、エッジのきいたと良く表現していますが、ゴリッとした前へ出る音に録れます。真空管のイメージのウオームな感じは、その印象からは、薄いのですが、とる対象によっては、例えばアコピなんかを録ると、そのウオームさが、わかりますね。Que Slideの河上君が、マイク選びの時このマイクの音を「シュアSM58とかで歌っているときに近い感じ」と表現しましたが、ある意味、質の点ではまったく違うものの、なるほどと思わせるいけんでした。でももちろん一流のコンデンサーマイクですよ。例えばアナログレコーダーとかにこだわっていて、録りの段階では、エッジをきかしておきたい人には、ぴったりかな。 2 大音圧に強い。無茶苦茶強いです。多分うちにあるマイクで一番大音量に強いかな。音質とあいまって、ギターアンプに立てるのは、まず今のファーストチョイスですね。オーディオテクニカってPAの人に人気あるみたいだけど、本当に丈夫でヘビーな使用に耐えてくれますね。 3 真空管マイクにしては、小型。RODEのクラシックなんてでかくて使いづらい。 4 SN等は、真空管にしてはまったく問題ない。と思う。 弱点 1 指向性の切り替えもパッドも何にも無い!何で??? このクラスなら、指向性の切り替えほしいな。パッドは、まあ不自由してないけど。RED1みたいにパッドのないプリアンプ使うときなんかちょっと不便なときもありそう。 2 長所の裏返しで、あんまり高価そうじゃない。車だって人から高そうって思われたくない?定価高すぎない?その点では、プライベートスタジオには簡単には薦められない。4050の方が薦めやすい。 総評 |
| ■2003/01/27(月) NO.1 その2パッチベイの恐怖 |
素人エンジニア?の私。失敗は数多い。パッチベイ。これは、諸刃の剣です。とても便利だが、接触不良が何倍にも増える。プロ用のバンタムパッチベイのように信頼性の高いパッチベイシステムを組めるなら良いのですが、バンタムパッチべいは、プライベートスタジオにとってあまりにも高価なので、うちでもTRSバランスのフォーン24穴の一般的なパッチベイを使っています。気楽な録音ならいいですが、ここぞというときには、ソロでそれぞれの音をチェックしないといけません。 特に気をつけたいのが、エフェクト、リバーブ等の返しですかね。片チャンだけが、ビビッていたりバランスが崩れていたりしても気づきにくいですね。ここぞというときには、必ずリバーブの音だけソロでチェック。その他、プライベートですから、接触が良くない回路って割と決まっててわかってるでしょうから、よく注意します。一流のエンジニアでも全体のミックスの中で一部の接触不良を聞き分けるのは、至難の業でしょうから。丁寧にトラックごとに音作りをしながらチェックしてますよね。 そうでなくてもソロでのチェックはいろいろな発見も多いので多用することをお勧めします。 |
| ■2003/01/26(日) NO.1 その2 |
私は作曲家だが、タバコは吸わない。 最近タバコをやめる人が増えているが、それでもこの業界は、まだ圧倒的に愛煙家が多い。ロビーのページでここは、本当にロビー以外禁煙です。と書いたのを読んで笑える人は、世の中のスタジオは、禁煙といっても本当に禁煙にしていたら客(ミュージシャン、ディレクター、他ほとんどが愛煙者とすれば)が来ないから、本当は禁煙だけど実際は吸っても良いところが多いことを知っている人ですね。エンジニアだって喫煙者多いし。とにかく長時間の作業ですから、愛煙家がタバコなしでできることじゃないしね。 私がタバコをやめたのが、ちょうど前の仕事をやめると決心したころ。仕事から帰ってきて、朝まで窓を締め切った部屋で(空けると音漏れが心配)音楽の勉強をして、朝になるころには、灰皿に吸殻が、いっぱいになってました。まあ、塾の先生でしたから、出勤は昼なんですけど。そんな生活を続けていたらある日強烈に胸が痛くなりまして、きりきりとした痛みが何日もとれないんです。あまり痛みが続くので怖くなって、医者に行きました。医者が言うには、 「肺がんとか結核とかではありません。しかしこれを見てくださ」いとレントゲンを指差し、「真っ白でしょ。透明じゃない。相当タバコを吸いますね?これは、肺にこびりついているヤニですよ」「多分タバコの吸いすぎだと思います。今のまま吸い続けていたら、遅かれはやかれろくなことはありませんよ。」 そのとき私は胸の痛みがあまりにもひどかったので、医者の言葉が、強烈に響きました。そしてその日から1本もタバコを吸ってません。 私のような締め切りが絶対で時間も少なく、徹夜が避けられない仕事をしていると、あのときタバコをやめておいて本当に良かったと思ってます。芸術家系の作曲家ならいいですが、映像音楽とかを作りたいと思っている人は、タバコ、やめた方がいいですよ。 機材も綺麗なんですよね・・・禁煙にしてると。 |
| ■2003/01/25(土) NO.1 ヴォーカルのエディットについて |
今日はQue Slideの征一君のヴォーカル録音。本番のレコーディングでは、何度も同じところを歌い直したりしながら作業を進めます。その上、よいテイクの中から、さらにいい部分を集めたりして完成トラックを作っていくのです。 普通、この編集作業は、レコーディング後トラックダウン(ミックス)作業の時に行うことが多いのですが、ここ2回ほど、彼らに少し待ってもらってその場で編集をしてしまっています。これは、Sanplitudeでの編集のしやすさが大きい(テープだったころは、ある意味名人芸だった)が、やはり、このテイクのあそことあのテイクのあそこをつなげば多分大丈夫だろうと想像するより、実際にそれを編集して聞いたほうがいい。と、いう当たり前の発想ですね。この前、エンジニアの赤川さんも皆を待たせてもそのばで編集してみると発言しているのをみました。しばらくは、この方式でいこうかなと思います。皆さんも、テイクの作りすぎになって???になってません。 |
| ■2003/01/23(木) NO.1 菅谷さんのギター |
この前はご本人の写真が載せられなかったので、今度は、忘れずに写真撮りました。手にしているのは菅谷さんが「かっこいいんですからギターが全部入るように撮ってくださいよ」とリクエストのあったメーカー・・・?すいません今度聞いときます。ちょっと珍しい昔シャープファイヴってギターがあったけどそれに似たギター。クリアートーンがすごく良くって、Rioのアルバムでは、ふんだんに聞けることでしょう。クリアトーンは、フェンダーツインリバーブで、後ろのマーシャルは、Que Slideの河上君のものですが、ひずみ系の曲で使いました。ギターとしては、曲によってアイバニーズのセミアコを使用しましたね。ギターアンプにはダイナミックマイクでなくオーディオテクニカの4060という真空管コンデンサーマイクを立てます。大音圧に強くて、程よい接近効果、ちょっと聞くと硬めに感じる音質、まさにエレキギターにこの一本ですね。 |
| ■2003/01/22(水) NO.1 ドラム録り |
RIOのレコーディングも最終段階、今日でドラム録りも終了。尚仁君にお願いしました。前回尚仁くんには、割とRIOの曲の中ではバラエティのある曲を叩いてもらいましたが、今日は、バラードヅクシでしたから、「難しー!!」の連発でしたね。ホンと、スロウテンポは難しい。 一般に考えられているのとは、逆かも知れませんが、テンポは、ある程度速い方が演奏は楽ですね。ものすごく遅いテンポでの練習もいい練習になると思いますよ。 尚仁君。お疲れでした。 |
| ■2003/01/16(木) NO.1 岩瀬龍飛さんのドラム |
今日はドラマーの岩瀬龍飛さんが来てくれました。 RIOの曲の中で、Jazz色の強いものを叩いてもらいました。ピアノの新澤さんの強い推薦もあり、噂はずいぶんきいていました。その通りドンカマ(クリック)が、なっていないかのような、ドラミングで、面白かったですね。Jazz系のドラマーの中には、普段はうまくても、ドンカマにあわせると、まるで別人のように、下手になってしまうひとも多いと聞きましたが、タッピさんは、まったくそんな問題なし。 ある意味ぱっと聞いたところでは、なんでもないようでいて、(歌物でその上RIOの曲調では、テクニカルな表現はかえってジャマ)かめばかむほど味が出る演奏ですかね。ダイナミクス(単純に言って音量の大小)が、とても大きな演奏なんですが。考えてみても、レコーディングの場合、とくに、大きい音が出せることには、何の意味もないんですよね。むしろ出音のバランス、パーツパーツの関係と、抑えるところでるところのタイミング等が大切ですね。 tempo=60〜80のRIOのバラード曲では、スネアなんてドンカマよりはるかに後ろ(タイミング的にアトノリ)で鳴っている感じでちょうど良いですね。普段ミュージシャンからは、カマ(クリック)を大きめヘッドフォンにかえしてと言う声はよく聞きますが、カマを小さめにと言う発言を初めて聞いたのが、ドラマーの口からというのは、面白いですね。 ブラシなんかを使う早めの曲だとこれが逆にやや突込み気味(カマより前とまでは言わないがジャスト)で叩いてくれています。 生に差し替える場合、ドラムなんかは、割と適当に打ち込んでいるんです。クオンタイズは完全にかけてジャストで、鳴らしているのに、打ち込みのドラムって下手に聞こえるんですよね、そのなぞが少し解けるヒントもこの辺にあるのでしょう。 |
| ■2003/01/15(水) NO.1 曼荼羅2 |
今日は、久しぶりに吉祥寺の曼荼羅2に沖縄の「やちむん」のライブを聞きに行きました。 ライブは、いつ見ても血が騒ぎますね。すぐ、自分もやりたくなります。たぶん音楽を仕事にしなければと思った大きな理由のひとつが、 音楽は、聴くのも楽しいが、するのはもっとずっと楽しい、創るのは、さらにうれしいからですかね。 いつかライブハウスのような、演奏出来る場所も自分で持ちたいと考えるきょうこのごろです。 |
| ■2003/01/12(日) NO.1 その2 |
プライベートスタジオにとって、本格的なスタジオより圧倒的に有利な点がある。 それは、ワイヤリング(配線)が短いこと。まさに圧倒的に短いのです。 大きなスタジオでは、壁の中をそれこそ何十メートルも(大スタジオなら100m超えることもありそう)配線は、はってきます。どんなによいケーブルを使っても、物理で習ったように、抵抗は、配線の長さに比例する上、たいていの場合使われているのは、マルチケーブルといって16CHとか24CHとかでひとまとめになったもので、1本1本は、プライベートスタジオで使われいるケーブルより細い、(2〜3mmといっても大げさじゃない。抵抗は直径の2乗に反比例でしたね) その上そこを通って来るのは、マイクレベルの超微弱な信号となれば、いい音のわけがない。もちろんその辺をわかっているスタジオでは、リモコンのきくマイクプリでラインレベルに上げてからミキサーまで持ってきたりもしてますが、マイクプリがコントロールルームにあれば、どうしようもないです。 オリジナルウエイの場合マルチケーブルもひいていますが、太い良質のマイクケーブルを(そんなにバカ高いものではないが)最短で2本ひいて、ドラム以外は、マルチケーブルは使いません(ドラムだけは12CHとかの同時録音になるのでしかたがない)。 一般的なプライベートスタジオでは、うちよりさらにケーブルは短く出来るでしょうから、その点では、さらに音が良いはずです。短ければ、最高級のケーブルを買っても安いですしね。 |
| ■2003/01/11(土) NO.1 新年会! |
今日は、Que Slideの新年初レコーディング(1泊2日)。夜から大方良一君も合流して新年会をやりました。なかなかたくさん飲む機会がなかったので、酔ったときの違った一面をたくさん見せてもらえて面白かったですね。最後は私としては、珍しくカラオケなどへ行って、結局戻ったのが朝7時。明日(もう今日)もレコーディングなのだが、起きるのは、夕方となりました。 Que slideのメンバーの一人は、寝る前携帯電話が無くなったと一騒ぎ、起きてみると別のひとりが財布落としたと一騒ぎ、その他・・・ 久しぶりにやんちゃな私でした。 ふふっ ではまた |
| ■2003/01/10(金) NO.1 マイク比較 |
日記を書くのが12時過ぎるので、日付が1日づれてしまう。はは・・。昨日から歌録りです。 ずらりと並んだマイクは、左からRODE ClassicII 、Milab VIP50、ノイマン U87、Audio Technica 4060、です。もちろん4本で録ったわけではなく、どのマイクがいいか比較してみたわけです。両端の2本は真空管マイクですね。今回かなり厳密に比較してみました。 いっておきますがこれは、ヴォーカルに何がいいかということではなく、RIOの声にどのマイクが合っているのかを比較しただけのことです。せっかくプライベートスタジオなんだから、こんなこともじっくり比べてからやってみようということです。 さすがにどれもいいマイクですね。ある意味一長一短。曲調によって換えるのもありかなとも思いました。明らかにウオームでそれでいて品もあるClassic。さわやか優等生のVIP50。定番中の定番U87。真空管マイクのくせにゴリッとした音の4060。いろいろと比較した結果、U87にしました。ナーンダ。結局普通ジャン。と突っ込みが聞こえてきそうです。私たちも出来れば、個性的なマイクを選びたかったのです。(またどのマイクで録っても良い録音は出来ると思うが)何も考えたり比較もせずに、U87を立てるのと、多くを比較してから納得して選ぶのは、大違いでしょ。結果的に今回は、U87だったということで、Que Slideの河上君のヴォーカルは、Rode Classic+フォーカスライトのRED1で録ってるし、要はその声質しだいですからね。U87は、やはり素直な中の中域のブリッとした感じが、いいんですよね。というわけで U87+マイクプリは、チューブテックのMP1A、コンプはユニバーサルオーディオの1176LNとまあものすごくあたりまえええええの組み合わせに落ち着いたのでした。 その分RIOの声が誰もが驚く個性的なのでちょうどいいのだ。!!!!! 経験では、真空管マイクには、ソリッドステートマイクプリ、普通のマイクには、真空管マイクプリの組み合わせにしておくと、よいと思っている。(例外もある。例えば、4060+MP1Aでとるアコピ・・・不思議であります。) ほんじゃまた! |
| ■2003/01/09(木) NO.1 シリーズ マイク&マイキング(その2)アコギを録る |
昨日今日とRIOのアコギ録り。昨日書いた大好きな、VIP-50で録りました。アコギに対するマイキングは、ホールでなくホールから3フレット目狙いが、私の標準です。アコギをどう録りたいかで、変わってきますが、ホールに向けると低域を拾いすぎて扱いにくいと思います。この辺は、ホールの右上なんていうエンジニアもいます。感覚の違いはあるにせよ、ホール真正面を避けるという点では同じですね。 RIOの78年製 YAMAHA LL53-Jは、ものすごく綺麗な音のするギター、これをVIP-50+RED1というまたまた綺麗綺麗なマイクとプリでの組み合わせで録りました。つやつやですね。ただタッチのばらつきを抑えるためにもいつもよりオフマイク(遠め)にした方が結果が良かったので、VIP−50の欠点に書いた、SNが気になる私なのでした。アルペジオのギターは意外と音量の小さい楽器です。 1曲ブルースを録ることになって困りました。あまりに綺麗な音でブルースに合わないわけです。この曲だけは、RODE CLASSICII + MP1Aという真空管+真空管の組み合わせで録りました。太くあったかくなります。ギターが乾いて厚くなったようなイメージですか。 アコギを録音する方に一言。マイクがギターが、プリアンプが、と言う前に弦を張り替えなさい!!オリジナルウエイスタジオでは、アコギをとるとき必ず弦は直前に張り替えます。今日で2日連続のアコギ録りで昨日張り替えたばかりの弦でしたが、今日も張り替えて録りました。今は、いい時代で弦も安いのだし自分の作品のためには手間を惜しんではいけません。RIOなど1曲録ったら張り替えて2曲目を録ったこともあるくらいです。張りたての弦のあの輝きはどんな高いマイクでも錆びた弦を張ったギターでは得られません。
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| ■2003/01/08(水) NO.1 シリーズ マイク&マイキング(その1) VIP-50 |
数多く所有するマイクとその特徴や、使用例またいろいろな楽器に対するマイキングの試みを紹介するのが なぜこのマイクが好きか?それは、何より私が良いマイクとして買った第一号だから。1枚目のアルバム「MOUNTAINS」は、ほとんどの楽器をこれ一本で録りました。(何故かというと当時はまだ貧しく?てまともなマイクはこれ一本だけでしたから)当時で定価35万サスペンションだけで別に4万でしたが今は、半額以下で手に入るんじゃないかな。スエーデンのマイク専門メーカーMilab(マイラボ)社製で、あのブルース スウェディンがヴォーカルには、まずこれを試すと絶賛していたマイクです。 長所 短所 と、いうことで、SNが問題にならない曲なら、ヴォーカル トランペット(大音量のブラス等の録音では、SNの問題はまったく感じない) サックス スティールギター等には、最高のマイクだと思います。もっと評価されるように、私もこれからはまたたくさん使ってあげようっと。 |
| ■2003/01/06(月) NO.1 (その1)プライベートスタジオの利点(1) |
プライベートスタジオはもちろん機材などの点で不自由はたくさんあるのかもしれない。しかし、本格的で大掛かりな大スタジオより優れている点も、たくさん存在する。 シリーズ「プライベートスタジオの特権」では、そんなプライベートスタジオならではの良いところを掘り下げようと思っている。 まずは、リラックスできることだろう。(オリジナルウエイのようなプライベートに毛が生えたなスタジオでも)ちょっと歌自慢の人間だって生まれて初めてブースに入り、ヘッドフォンをして、マイクを前にレコーディングのために歌うと、最初はうまく歌えないことが多い。普段通り歌えないのだ。ディレクションの上で最も重要になるのが、いかにリラックスして演奏や歌に集中できるように指示をしていくかにあると私は思っている。どれだけノッテ演奏できるかが、どんなに重要かは、言う必要もないことだ。 余談になるが、これには、いろいろな要素がからんでくる。例えば普通に歌がうまいという程度では、CDとしてプレスする目的でシビアにチェックすると、ピッチ(音程)が悪いという場合も多い。ネット上でMP3とかで聞かせてもらう自主制作の歌は、歌がうまそうだがシビアに言うとピッチが悪いというものがほとんどだ。自分で自分をチェックするのは、大変難しいものだしね。ヘッドフォンに返す音も大事。大きすぎてもピッチの悪さは、わからないし、オケと歌のバランスも非常に重要。ピッチは相対的なものなので、歌ばかり大きすぎては(よくある失敗)かえってピッチを悪くする。 さて話を元に戻して、同じく限られた時間をかけ、正しいディレクションさえあるなら、プライベートで録った方が、良いものが録れる可能性は高い。まあお金も時間も潤沢にあって、高いスタジオでも自宅のごとく振舞えるプロジェクトには、かなわないけどね。(笑)私たちのほとんどはそうじゃないはずだ。 利点はまだまだ山ほどあるが今日はこのへんで・・・ (つづく) |
| ■2003/01/05(日) NO.1 (その1)みんな音楽で食いたがってたけど |
大親友で元バンド仲間(Gt)で大恩人のS君の母上にこう言われたことがある。「そういえばあんたたち、中学生のころからいつもうちに集まっては、どうやったら音楽で食べていけるかっていつも話し合ってたわね・・・。」 本当に私たちのバンドは、(当時としては)テクニック的にも、レベルも高かったと思う。メンバーひとりひとり誰もが、プロを目指していた。S君も本格的にレッスンを受けたりと、僕なんかより具体的にプロに向かって進んでいた。 私は、20代のほとんどを、音楽家としてでなく、塾の講師としてすごした。作曲家としてのスタートは、30歳近くになってからだ。いつも周りには、「俺は、作曲家になる」と言い続けていたが、皆はよくある夢物語と受け流していただろう。 20年がたち、ふと見回してみると、音楽で食っているのは、私だけだ。あんなに夢を語り合った他のメンバーも才能は、あったのに・・・。私が、唯一誇れるとしたら、理由や打算とは、まったく関係のない、「自分は、いい音楽が作れる。そうして、どうしても音楽を職業としなければならない」という執着心だろう。(ちなみにS君は、映像作家としてニューヨーク在住。そのほかのメンバーも皆りっぱな生活をしている) 今考えても、途中いろいろなもの(とくにブラックバス釣り)に気をとられたりしてもけっして音楽の勉強は、途絶えることもなかったし、機材だって大金をかけて揃えていた。何故ここまで音楽を創ることにこだわるのかは、正直自分でもよくわからない。 「(今の仕事はやめて)作曲家として生きます。」 夜釣りを、一人でしたことありますか?(普通あまりないか)。私は、月も出ていない夜、真っ暗な水面にひとりで船を出した経験がある。そのとき味わった、先の見えない漆黒の闇に進んでいく。あのいいようのない不安に似た気持ちと自分を前へ推し進める気持ちの高ぶりを思い出していた。 つづく |
| ■2003/01/04(土) NO.1 (その1)プレゼンに行くとラジカセで・・・ |
最近は、まったくと言っていいぐらい、なくなった失敗だが、昔は、かなり悩んでいたことがある。それは、家でちょうどいいバランスと思ってミックスしてプレゼンしにいくと、相手の事務所の片隅でラジカセでしかも小さめの音量で聴くことになることが多い。(最近では、CDーRを焼いていくとノートパソコンで再生もありえる。)と、その場になってええっ!というバランスになって愕然とする状態。たいていは、ハイ落ち(高音が聞こえずモコモコ)してトランペット系や、クラリネット系の音色がバランス上大きくなりすぎていることが多かったかな。バランスが崩れると音楽自体が、崩れることになるからね。昔JBLの216PROっていうスピーカーをモニタ用に使っているときは、特に多かった。 対策は、はっきりしている。最終ミックスをラジカセや、テレビで聴いてみて、(しかも小音量で)確認する。慣れてくると、小口径のスピーカーで小音量にするとどの音域(楽器)が聞こえやすい(聞こえにくいも)わかってくる。 観賞用としてすばらしい(すなわち音楽を美しくきこえさせてくれる)良い(?)スピーカーを持っている人ほど注意が必要。映像音楽の場合、編集室でモノラルで聴かれることもあるので、モノラルでもチェックしておきましょう。また、違ったバランスになります。 ヘッドフォンのみで大音量モニターしている人も同様の意味で要注意。最終的には、かならずスピーカーでチェックするべきです。 |
| ■2003/01/01(水) NO.1 あけましておめでとうございます。 |
あけましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします 元道 俊哉 |
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